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第7章「鉱泉とは?」

●「鉱泉」とは?

Q83.温泉は鉱泉の一種である。
     →○


鉱泉には広義の意味と狭義の意味がありますが、広義には地中から湧出するものはすべて「鉱泉」なのです。
その鉱泉の中で「温泉の定義」に当てはなるものが「温泉」なので、温泉も広義には温泉の一種と考えていいでしょう。


ここで面白い例ですが、硫黄成分を含んでいる鉱泉もその状態によって名前が変わってくるのです。
硫黄を含んでいながら、その量が鉱泉1kg中に1mg以下ならば、温泉ではなく、ただの「鉱泉」です。

同じ条件で、源泉温度が25℃以上あれば、「単純温泉」という泉質名の「温泉」になります。

逆に、源泉温度が25℃未満で、硫黄含有量が1mg以上2mg未満なら温泉の定義には当てはまりますが、「療養泉の定義」に当てはまらないので、「温泉」なのですが、泉質名がつきません。
このように、泉質名がつかない温泉があるのに、雑誌等を見るとすべての温泉に泉質名が書いてあることに疑問を感じることがあります。

次に、硫黄含有量が2mg以上になると、「硫黄泉」と名前を変えます。

同じ硫黄を含むものでも、その含有量と源泉温度により、「鉱泉」「泉質名がつかない温泉」「単純温泉」「硫黄泉」と名を変えます。
他の成分も含めば更に泉質名は変わるので、温泉とは面白いものですね。

さて、次に「狭義の鉱泉」ですが、これは、温度分類によるもので、温泉のうち源泉温度が25℃未満のものを「冷鉱泉」といって、通称「鉱泉」と呼ばれる場合があります。

温泉を紹介する雑誌では、「鉱泉」は「冷たいが温泉であるもの」と「温泉ではないもの」が混同されて紹介されているので、注意しないといけません。