【温泉ソムリエのメルマガ】
↑ここをクリック!
「温泉ソムリエが教える!幸せになる入浴法」indexへ | |
【「温泉ソムリエが教える!幸せになる入浴法」indexへ戻る】 |
|
第1章「泉質別効能と特徴 (2)塩化物泉」 | |
●泉質別効能と特徴 (2)塩化物泉 Q8.「塩化物泉」は湯冷めしにくい。 →答えは○ 「塩化物泉」は文字通り塩の成分が多い泉質で、以前は「食塩泉」と言っていました。 自然湧出の温泉としては日本で一番多い泉質です。 この塩化物泉の特長は、「湯冷めしにくい」ということと「傷に効く」ということが挙げられます。 海に行き岩などでケガをしてもほとんど化膿することはありません。これは塩の殺菌作用によるものです。 塩化物泉も同じ原理で傷に効くのです。 また、塩の成分が皮膚に膜をつくり、「温泉パック」のような状態になります。 この「温泉パック」が皮膚からの水分の発散を抑制するので、湯冷めしにくいのです。 このことから塩化物泉は「温まりの湯」と呼ばれます。 このようなことから、一般適応症にあたる「冷え性」には他の泉質以上の効果があります。 塩化物泉・・・「傷の湯」「温まりの湯」 泉質別適応症・・・切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病 飲用による適応症・・・慢性消化器病、慢性便秘 |