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第1章「泉質別効能と特徴 (5)二酸化炭素泉」 | |
●泉質別効能と特徴 (5)二酸化炭素泉 Q11.「二酸化炭素泉」は心臓に負担をかけるので注意が必要だ。 →× 二酸化炭素泉は、文字通り二酸化炭素つまり炭酸ガスを含む温泉です。 二酸化炭素泉は、温度が高くなると成分が気化するため、一般的には源泉温度が低いです。 炭酸飲料を温めると「気が抜ける」のと同じ原理です。 二酸化炭素泉の温泉に入浴すると、体に気泡が付着します。 これが炭酸ガスです。 炭酸ガスは皮膚から吸収され、血管を拡張し、血液の循環をよくするので温度が低くとも体があたたまるのです。 心拍数を上げなくとも血液の循環が良くなるために、血圧を下げる作用もあります。 高血圧や動脈硬化に効くのはこのためで、「心臓の湯」と呼ばれます。また、飲用すると消化器に良いです。 二酸化炭素泉は大変珍しく、貴重な温泉です。 そして、温めたり時間が経過したりすると成分が失われることから「鮮度が命」です。 温泉が浴槽の下から注がれるのが理想的です。 なお、二酸化炭素泉は、単純温泉に次ぎ「湯あたり」しにくい泉質なので、安心して入浴できます。 二酸化炭素泉・・・「心臓の湯」 泉質別適応症・・・高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど 飲用による適応症・・・慢性消化器病、慢性便秘 |