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第1章「泉質別効能と特徴 (8)酸性泉」 | |
●泉質別効能と特徴 (8)酸性泉 Q14.「酸性泉」は肌への刺激は強いが殺菌効果はない。 →× 酸性泉はpH値が低く酸性度の高い温泉です。 大変刺激が強い泉質で、酸性泉の代表格草津温泉は温泉に1円玉をつけておくと、1週間で溶けてなくなるというほどです。 参考までにその酸性度の強さを例えると、草津温泉のpH値は1.5〜2で、レモンの2.5より酸性度が高く、胃液と同じくらいです。 秋田県の玉川温泉のpH値は1.2で、何と胃液より酸性度が高いのです。 それだけに酸性泉は殺菌力が強く、皮膚病に効果があります。 泉質別適応症は「慢性皮膚病」のみという皮膚病に特化した泉質と言えるでしょう。 特に、白癬症、疥癬、乾癬といった寄生系の皮膚病に効果があります。身近な症状では水虫に効きます。 これだけ酸性度の高い温泉ですから肌への刺激も強く、体に温泉成分を付着させたままにしておくと肌が荒れる場合があります。 酸性泉の場合は、風呂上りにはシャワーなどで体に付着した温泉成分を洗い流しましょう。 私は、酸性泉の温泉に入る場合には、体をボディソープや石鹸などで洗いません。 肌の角質をとると、酸性泉の刺激に負けることがあるからです。 酸性泉は、硫黄泉、放射能泉とともに「湯あたり」しやすいので、注意しましょう。 酸性泉・・・「皮膚病の湯」 泉質別適応症・・・慢性皮膚病 飲用による適応症・・・慢性消化器病 |