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第2章「入浴の注意事項その4〜かけ湯とかぶり湯」

●入浴の注意事項その4〜かけ湯とかぶり湯

Q34.入浴前には最初に肩から「かけ湯」をして体を温めた方がよい
    答えは→×


お風呂に入る前に体にお湯をかけることを「かけ湯」と言います。

これは、体の汚れをおとしてから入浴するマナーと思われがちですが、もう一つ、お風呂の温度に体を慣らしたり、温泉なら泉質の刺激に体を慣らしたりという意味があります。

入浴前の水分補給が大切なのは、血液の急上昇による脳卒中や心筋梗塞を防ぐという話をお伝えしましたが、特に体が冷えている状態で熱いお風呂に入ると血圧が急上昇し、これまた血管がつまったり破れたりという危険性があります。

そこで、「かけ湯」で体を温めて、血圧を急上昇させないようにお風呂に入ることが大切です。

正しい「かけ湯」の方法ですが、心臓の遠くの足先など体の末端から順にお湯をかけていくということです。
かけ湯は体がしっかり温まるよう、時間をかけて十分おこないましょう。

そして、頭からお湯をかぶることを「かぶり湯」といいます。
これは頭の血管を広げるので脳貧血によってあらわれる立ちくらみを防ぎやすくします。
かけ湯の後、10〜20杯のかぶり湯をするといいでしょう。