「温泉ソムリエが教える!幸せになる入浴法」indexへ | |
【「温泉ソムリエが教える!幸せになる入浴法」indexへ戻る】 |
|
第3章「自宅での健康入浴法」 | |
●自宅での健康入浴法 Q39.自宅での健康入浴法のポイントは、ぬる湯に半身浴でゆっくりつかることだ。 答えは→○ お風呂は熱いもの!というのが以前の常識でした。 そして、「入浴法」なんて概念はありませんでした。 ところが、この数年は「半身浴」という言葉も定着し、健康のための正しい入浴法というものが知られるようになってきました。 一般的に知られている「正しい入浴法」とはこのようなものです。 @熱いお湯でなく40℃以下の「ぬる湯」がいい。 A肩までお湯に浸からずに、みぞおちあたりをお湯のラインにする「半身浴」がいい。 Bこの入浴法で20分程度の長湯をするのがいい。 熱いお風呂は交感神経を刺激する一方、ぬる湯は副交感神経を刺激し、リラックス効果が高まります。 そして、ぬる湯で長湯する方が熱い湯の“からすの行水”より体の芯まで温まります。 強火で肉を焼くと肉の外側が焦げても中までは十分火が通りません。 弱火だとじっくり熱が伝わり肉の中まで焼けるのと同じ原理です。 そして、半身浴だと心臓がお湯の上に出て水圧による負担がないので、安全に入浴できます。 肩までお湯につからなくとも、血行が促進されるのでので、上半身も温かくなってきます。 これが、健康入浴法で、自宅での日々の入浴におすすめです。 |