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第3章「体の洗い方2」 | |
●体の洗い方2 Q43.温泉入浴の際は、体はタオルでゴシゴシとしっかり洗う方がよい。 答えは→× 「体の洗い方1」を読んだ方はお分かりかと思いますが、温泉に入るときは、肌をタオルでゴシゴシこすらないほうがいいのです。 体を洗うのは入浴してから、そして、石鹸やボディソープを手で泡立て、タオルを使わずにそのまま手で体を洗うというのが正しい方法です。 具体的にはこんな流れで体を洗いましょう! @十分なかけ湯で体をあたためるとともに、体の汚れを落とす。 A3分間の入浴。 B頭を洗う(体は洗わない)。 C3分間の入浴。 D体を、タオルを使わずに洗う。 E3分間の入浴 3分間の温泉入浴を2回ほど繰り返すと、肌の不要な角質がとれやすい状態になります。 そこで、2回目の入浴の後、体を洗います。肌の角質がとれやすくなっているので、タオルでゴシゴシこする必要はありません。 手が届きにくい背中も腕のストレッチのつもりで洗うように努力すると、プラスアルファの健康増進効果につながります。 体を洗った後は、すっかり肌の不要な角質がとれているので、最後の3分間の入浴で、温泉の薬理成分が吸収されやすくなります。 これは、入浴と浴槽から出ての休憩を繰り返す「分割浴」で、休憩時間を利用して髪や体を洗うというものです。 湯治などで毎日温泉入浴する時や刺激の大変強い温泉に入るときは、毎日体を洗うのでなく、数日ごとでいいです。 |