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第3章「温泉に感謝し、効能を信じて入浴しよう〜プラシーボ効果」 | |
●温泉に感謝し、効能を信じて入浴しよう〜プラシーボ効果 Q47.温泉には入浴剤・塩素など混入物がないか疑いながら入った方がよい。 答えは→× 塩素が入っている温泉は、確かに不安があります。 温泉に色がついているものの、それが入浴剤だったらガッカリします。 しかし、温泉はそんな不安を抱えて入浴よりは、「気持ちいい!」と思って入る方がいいのです。 塩素を例にとれば、レジオネラ属菌などによる被害を避けるための殺菌なので、ある意味、その施設の方の心遣いと言えます。 また、平成17年5月24日の温泉法一部改正で、塩素などの殺菌剤や入浴剤を混入する場合は、その旨を理由とともに掲示しないといけないことになりましたので、しっかり読めばよいのです。 理由がわかれば安心できます。 話は変わりますが、偽の薬でも実際に効果が見られるという「プラシーボ効果」という言葉を知っていますか? 日本語では「偽薬効果」と書きます。 例えば、車酔いしやすい人に、絶対に酔わない薬と偽って小麦粉などを飲ますと、本当に車酔いしないというものです。 温泉は偽薬どころか本当に体に良いものなので、「この温泉は効く!」と思って入浴した方がよいのです。 逆に、温泉に疑いを持って入ると、薬も毒になります。 |