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第4章「ダイエット入浴法」 | |
●ダイエット入浴法 Q49.入浴での消費カロリーは、ジョギングにも相当するほど大きい。 答えは→○ 入浴は想像以上に消費カロリーが高いのです。 特に、42℃以上の熱く感じる温度で入浴し、かつ肩までつかる全身浴をすると、消費カロリーはジョギングにも相当します。 そこで、入浴によりいつもより多くカロリーを消費し、摂取カロリーを控えれば、ダイエットにつながるわけです。 摂取カロリーを控えると言っても、栄養はしっかりとらないといけません。 そこで、ご飯などの糖質を多く含んだ炭水化物をいつもより少なくし、入浴時間を増やしましょう。 炭水化物も栄養なので、炭水化物をとらないのでなく、量を減らすのがポイントです。 ダイエット期間中は、ご飯の量を半分にするなど自分で「決め事」をつくるといいでしょう。 本当は、ダイエットをするなら運動をすることをおすすめしたいのですが、なかなか続けられない場合があります。 続けられないとダイエットがストレスにつながり、体調を崩すことすらあります。 その点、入浴なら毎日おこなうことですから、「今日は、運動できなかったけど、入浴時間を増やしたからいいや!」と考えることにより、気軽に“続けられる”ダイエットができるのです。 そして、入浴により、太りにくくする体質をつくることもできるのです。 それが、“やせる細胞”の「褐色脂肪細胞」を活性化させることです。 「褐色脂肪細胞」は、首のうしろ、肩甲骨、わきの下、心臓の付近、腎臓の付近の5箇所にしかありません。 そこにシャワーの水圧刺激と、お湯と水による温冷刺激を与え、「褐色脂肪細胞」を活性化させるのです。 では、具体的な入浴メニューです。 お風呂の温度は42℃です。基本は3〜4分の入浴を3回。 入浴と入浴間に浴槽から出ての5分間の休憩をとります。 @3〜4分の全身浴(1回目の入浴) A首からみぞおちまでの体の表と裏に20℃弱の水シャワー30秒→42℃のお湯シャワー30秒を5回繰り返す。これで合計5分。 B3〜4分の全身浴(2回目の入浴) C体を洗う(5分程度の休憩をすることになる) D3〜4分の全身浴(3回目の入浴) 以上を1日2セットおこないます。 それと同時に、ご飯などの炭水化物の量をいつもより減らします。 この入浴法で注意していただきたいのは、水による「冷」の刺激です。 心臓の近くを冷たい水で刺激するのは危険も伴います。 水での刺激には十分に注意するとともに、年齢も若く完全な健康体の方のみ自己責任でおこなってください。 不安のある方は、お湯のシャワーによる水圧刺激のみにとどめてくださいね。 |