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第4章超疲労回復入浴法

●超疲労回復入浴法

Q50.スポーツ後の疲労回復には、全身に冷たい水を浴びるのが有効だ。
    答えは→×


スポーツ後の筋肉痛の原因は、主に疲労物質の蓄積や筋肉の損傷と考えられます。
血管を広げて血流をよくすると、疲労物質が体外に排泄されやすくなったり、血行促進で筋肉が修復されるので疲労回復につながります。

具体的には、「温冷交互浴」というものをおこないます。

体にお湯と水で温冷刺激を与えることにより末梢血管が広がり筋肉への血流が促進されるとともに、疲労物質が排泄されやすくなるのです。
ただし、心臓付近は冷たい水で刺激すると危険も伴います。

そこで、膝下など、体の末端を中心に「温冷交互浴」をおこないます。

お湯で膝下を温めること3分、水で冷やすこと1分、これを3〜5回繰り返します。
テレビを観たり読書をしたりしながら、2つのバケツなどを使っておこなうこともできますね。

浴室でおこなう場合は、「お湯3分」は膝下だけでなく、浴槽に浸かって普通に入浴してもいいです。
水1分は水をはった桶に足をつけてもいいですし、水のシャワーでもいいです。
冬など特に水が冷たい場合は、水での刺激は10〜20秒程度でもいいでしょう。
また、膝下でなく、腿より下やヘソより下、腕など、疲労箇所により、心臓の遠くであれば温冷刺激の場所は変えても結構です。