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第5章「入浴しながらの快適体操」

●入浴しながらの快適体操

Q69.入浴中の簡単な運動は、血行促進効果を高める。
    答えは→○


お風呂の中では、お湯の抵抗があるので、手足の指を閉じたり開いたりするなどの簡単な動きでも適度な運動になります。
また、このようの体の末端を動かすことにより、血行の促進が早まりますので、入浴時間があまりない時にも有効です。

さらには、入浴による温熱効果は肩こり、腰痛などの解消にもなりますが、入浴しながら肩をまわせば、それだけ早く血行が促進され、肩こりが解消しやすくなります。

腰をひねる運動も同様に腰痛の解消が促進されやすくなります。

そして、ここで、温泉地ならではの腰痛予防の入浴ストレッチをご紹介します。
入浴しながら、力士が四股を踏むときのようなポーズをとるのです。

足は、バレリーナのように各々左右に向け、180度に開きます。そのまま股を開いて腰を落とします。
膝は水平に、膝下は垂直に。結果として、膝の角度は90度になります。

これにより、腰の周りの筋肉が左右均等に伸ばされるため、腰痛予防になるのです。

何故温泉地ならではのストレッチかと言いますと、自宅のお風呂では狭くてこのようなポーズがとりにくいからです。
お風呂の中では浮力があり、楽にこのポーズがとれますし、温熱効果で筋肉が伸びやすいのです。
もちろん、十分なスペースがあれば、温泉でなくとも銭湯などの温浴施設でもおこなうことができます。