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第7章「年齢に応じた入浴法」 | |
●年齢に応じた入浴法 Q87.お湯の温度別の適当な入浴時間は、年齢に関係なく、すべて同じである。 答え→× この本では、各種入浴法や温度別の入浴時間の目安をご紹介しておりますが、もちろん、それは年齢、体型など各種条件によって異なってきます。 お年寄りなら体に負担をかけないように、入浴時間や入浴回数を減らすのが一般的です。どのように減らすかというと、「体と対話しながら入浴する」ということが大切なのです。 例えば、41℃のお湯なら10分間の入浴時間が適当なのですが、10分頑張るのでなく、途中で上がりたくなったら上がるということが大切です。 入浴時間の目安は、それ以上長湯すると体に負担をかける上限と考えた方が安全です。 もう一つの入浴時間の目安ですが、若いなら入浴で汗をかき、体の老廃物をドンドン出した方がいいのですが、高齢者は「入浴疲労」を起こさない程度に入浴することが大切です。 額から汗が流れるほどの入浴は「入浴疲労」を起こす状態です。 高齢者は、額が汗ばむ程度を目安にお風呂から上がればいいでしょう。 |