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第7章「湯めぐりの順番」

●湯めぐりの順番

Q94.標高差がある温泉を湯めぐりするなら、標高が低い温泉から入浴を始めた方がよい。
    答え→○


日常生活と環境を変えることにより癒しを得る「転移効果」は、標高300m〜800mの森林の多いところがよいとされています。

標高が低くとも、海という環境も転地効果には向いています。

一方、標高が1,000mを超えると刺激が強くなりすぎると言われています。
特に高血圧症の方には向いていません。その反面、その環境に慣れると心配機能が向上するという面もあります。

こんなことから、高齢者や疾患のある人が湯めぐりをするなら、刺激の小さな標高の低いところから始めて、徐々に標高の高い温泉地を目指した方がいいです。
温泉の泉質も同じで、刺激の小さな温泉から始めて、刺激の強い温泉へ挑戦していくのがいいでしょう。